この日は、森山大道氏のトーク&サイン会でした。
定員50名のトークショーに、お立見含め約80名の森山ファンが集結!
さて、今回のトークショー。
「光と影」(講談社, 2009)の担当編集者である仲本剛氏もお招きし、
新刊を出版した意図にはじまり、森山氏の撮影スタイル、モノクロームへの想い、
森山氏の転換期となった「光と影」の根底に流れるテーマなど、
じっくりお話いただきました。
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「(新刊は)紙質が悪いとか、批判の声も多いんですよ」と苦笑いする仲本氏。
しかし、あえてそこにこだわった理由がいくつもあるとのこと。
「昔からね、ザラ紙に写真を印刷するのをやってみたかったんだよね」
と森山氏が語り始めます。
現在、82年出版の「光と影」は古書価格が上がり、
ファンであってもなかなか目にする機会がなくなりました。
森山大道氏と言えば、日本を代表する世界的な写真家。
価格が高くなるのは当たり前かもしれません。
「昔をそのまま復刻しても面白くないじゃない。
ポケットに突っ込んでもいいしさ。そんな写真集を作りたかったんだよね。
若い人に、なるべく安く手に入るものをさ」
森山氏はハニカむように、静かに、そう続けられました。
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「アート」とか「美術」とか・・・
そう言葉にすると、難しくなったり敷居が高くなったりすることがあります。
でも単純に、きれいなものやココロに刺激をくれるものには
触れていたいし、身近に感じていたいです。
個人的にそう思うことが多い中、
森山さんの熱い想いと温かな言葉にシビレました。
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続くサイン会は、トークに入場できなかったお客様も集まり、
大変な賑わいとなりました。
長蛇の列の先には・・・
マエストロ・森山大道氏。
おひとりおひとり、作品によってペンを変えながら、
じっくりサインをされ、爽やかな休日の午後は幕を下ろしたのでした。(NT)
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★お知らせ★
今回のトークショー映像は、
現在上映会にて上映中の「光と影」(BLD GALLERY, 2009)に収録し、
後日DVD発売予定です。
詳細決まりましたらホームページにてご案内いたします。


