外は秋の爽やかな風を感じはじめる季節。
でもまだまだリアルにホットステーションなのが、ここ、BLD GALLERY。
冷房温度を20度にしてもなぜか暑い。・・・熱い!BLD!
というのも、伊島薫・写真展第2期
「最後に見た風景 Landscapes with a Corpse」のプレビューイベントとして、
25日(金)の夜にレセプションを開催。スペシャルゲストとして小泉今日子さんも登場!
たくさんのお客様にお集まりいただき、熱気に満ちた夜となりました。

伊島薫さんの「最後に見た風景」シリーズは約15年続くプロジェクト。
有名ブランドの服を身にまとった女優さんやモデルさんとコラボレーションし、
「理想の死」を綿密にセッティングして撮影する作品シリーズです。
その第一弾を飾ったのが、小泉今日子さん。
当時(1993年)の制作秘話を、伊島さんとのトークショーという形でお話しくださいました。

小泉さんは青木が原の深い深い樹海の中、一人トランクの中で死んでいます。
そこだけ切り取ると、ちょっと怖いです。でも・・・
「好きな人といつも一緒にいたい。
だから私は彼のトランクの中に入っていつも一緒。
そして、周りに誰もいなくなった時、彼はトランクは開けてくれるの・・・」
と、小泉さん。そんな気持ちが設定背景にあったのですね。
「でも、飽きられて殺されちゃった、ってことなんだけどね(笑)」

当時20代だった小泉さんは、伊島さんやスタイリストの安野ともこさんらと
さまざまな提案を出し合い、積極的にこの作品を作り上げたとのこと。
トランクの中には、小泉さんの私物も満載。お母様の写真、ぬいぐるみ、etc.etc.
他にオファーをかけた女優さんもいたそうですが、「死体」というコンセプト上、
ご自身あるいは事務所から断られるケースも少なくなかったようです。
しかし、作品を真摯に作り上げる写真家・伊島薫さんと女優・小泉今日子さんの
見事なコラボレーションが傑作として話題を呼び、信頼となり、
のちにシリーズとして続くこととなりました。
「女性はね、どんな死に方をしたい?と聞くと大体たくさん答えてくれるんだよね。
だから、僕も行き詰まることなく、どんどん作品をつくっていくことができたのかな」
と伊島さん。
ご自身が逆に同じ質問をされたら、全く想像できず答えられないだろう、と。
「男性の方が、死に対して恐怖を持っているのかもしれないね」
なるほど・・・。
アナタはどんな「理想の死」を思い浮かべますか?
***
伊島薫さんの「最後に見た風景 Landscapes with a Corpse」展は
10/25(日)まで開催しております。
女優・モデルさんの「最後に見た風景」、ぜひご覧にいらしてください!

作品「Koizumi Kyoko wears Sybilla, 1993」の前で記念写真をパチリ。
伊島先生、小泉さん、貴重なお話をありがとうございました。(NT)










